沢村栄治伝説?


私が子供のころ第二次大戦期そしてプロ野球黎明期の悲劇のピッチャーとして、すんげぇ速い球を投げる

沢村栄治がいましたという話がよく話にでました。最近では、本当にそんなすごかったんじゃなくね?

昔のことだから着色されてね?みたいな雰囲気になっている気がします。

名古屋のI3段がfacebook で沢村栄治のyoutube の動画を投げたのを少しみて、面白いことに気が付きました。

私の印象では伝説通り実はすごくね? 

という感覚です。

大戦で手榴弾投げすぎて身体ぶっ壊す直前の全盛期の映像は存在しないようなので

曖昧な部分はありますが、すごいと思わせる特徴とあと俗に言われる足を高く上げて

球速が非常にはやくなったというのはうなずける理由が私なりに感じたのでそのあたりをすこし

分析もどきをしたいと思います。

まずこちらから

です。

沢村栄治の投球を見てまず思ったのは、今日の日本の野球でこうすべきだという一貫性のない認識が

まだ植え付けられていない時代だということです。

それ故に身体に問いかけて投球をしています。

球速に一番大事な要素は何かと問われると

前足の着地の瞬間に出ているエネルギーと答えます。移動のエネルギーが着地の際に回転に変わります。

そしてそれによりそのエネルギーで最大のタメが肩甲骨につくられ上体の前面の筋肉が伸張されます。

それが端的にわかりやすいのはダルビッシュとチャップマンの着地の上体の比較です。

チャップマンのほうがより後股関節が前にいって伸びているのがわかります。ダルビッシュはまだ

このあと股関節が伸びながら腰が回転します。腰が伸びるのが遅いし着地してしまっているので

鈍くなります。

次に沢村栄治です。全力ではなくても着地の瞬間の形でどういう流れになるかは多少わかります。

フォルムがチャップマンに近く腰が前でのびています。この形はメジャーのよく上半身で投げていると日本の

野球評論家が言われているピッチャーでもある形です。

ではこのカタチに導くエネルギーはどこからくるのでしょうか?

それは前足と後ろ足の両方です。チャップマンの最大の特徴は前足でもあります。

チャップマンは下ろしてきた足をギリギリまでキャッチャー側に向け着地の瞬間に一気に前足を回すことで

前足の落下とまだ着地していない故の回転のしやすさを利用しています。

これがダルビッシュの場合は着地したあと後股関節を伸展しのばして前にいかせるため、前足が使いきれて

いません。

こう考えると沢村栄治の足を非常に高く上げたとことで球速が急激に増したというのもうなずけます。

そうするとことで縦のエネルギーより強く発揮して着地に向かったのではないかと思います。

いまの日本人にはいない股関節の伸展が非常に強い投げ方だったのではないかと。

ここで面白いのは400勝の金田正一です。

こういう足のおろし方は沢村栄治の映像と似ています。足を下ろす力はあまり使ってはいないですが。着地の時に

一気に回すことで前足のエネルギーを使っています。チャップマンや沢村よりコンパクトです。コンパクトに力を出すことに非常に長けていたことが大記録につながったのではないかと思います。

このあと日本では徐々にいまの日本式の形ばかりの選手になっていきます。そういう過渡期だったのかもしれません。

どちらにしろ私は沢村栄治は確実に160km は全盛期は超えていたとおもいます。(すくなくともメカニクスではそうだと思います>)当時の環境や道具によって実際はそうではないかもしれませんが、いまこのまま投げればは確実に160kmは超えていたはずです。

昔、映像をみたときは何も思わなかったのですが、また見ると発見があります。

そういう教訓にもなりました。

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