三戦立ち。そして対称性と非対象性の難しさ。(その1)


無門会の腰の動きの根幹は、昔からよく無門会で言われる、腰の縦の動きと横の動きです。

  • 股関節の伸展(腸腰筋の伸展、臀筋活用、 ハムストリングスの活用)
  • 股関節の回旋(一般的な腰を横に回す動きになります)

タメとはその回旋の逆の動きで力をためて一気に開放することで力を出します。

ここは曖昧に身体で理解されていた部分です。

この2つの腰の動きには順序があります。

縦の動き -> 横の動き

になります。これがチャップマンや沢村栄治のような着地時に腰が前にのびきって縦の動きが終わった状態

になることです。ここで横の動きのタメが最高潮になりそこから活用することになります。

多くの方が、腰の横の動きと縦の動きが一緒になってしまいます。なのでどれだけ上手く腰の横の動きを

抑えつつ縦の動きを出すかというのがポイントになります。

腰の縦の動きは会長がよく腰の押し出しという表現もされます。

これを練る訓練として、大きい両手突きがあります。(腰を大きく押し出すものです)

大きい両手突きは対称的な動きなのでまだそれほど難易度がありません。

ですがそこからさらに逆突きで活用されるとなると腰が非対称になるので横のちからを

抑えるのが難しくなります。

そこで道場の稽古では

  1. 大きい両手突き
  2. 大きい両手突きを片手ごとにやる。
  3. 大きい両手突きを片足を半歩前にして片手でやる

という順序で訓練していたのですが、あまりしっくりきませんでした。

また基本の受け技の訓練として肩幅の並行立ちで新城道場でも行っていました。(それも対称の動きです)

やはり受即攻や逆突きの動きにもっていく場合に非対称性の壁がでてきます。

そこで名古屋のI3段に三戦とかいいんじゃないの、あれの左右受即攻とか

と言われて、私が入門当時はもう三戦の稽古は行われてなかったので、元々経験がなかったのですが、

基礎編の三戦の部分を食い入るように見直しました。

非対称な足の置き方の場合腰の押し出しをするときに後の腰が横にでてしまうこれが腰の横回転を

抑えられてないわかりやすい例です。

こういう形になります。右の腰が外にいっています。三戦立ちだと動きが小さく腰を抑えられるのでこれが

おきにくく、おきても即座にわかります。そして左右の足の置き方も非対称です。腰の横が抑えられるので

腰の押し出しもやりやすくなっています。

次に三戦の揃えた足から右三戦、左三戦の運足です。

足を上げて移動する逆突きの場合に、着地のぎりぎりまで前足のつま先の回転を抑え踵から入り

着地時に一気に回転させます。それとプラスして腰の押し出しをするのですが、ここでは小さくそれがやりやすく

はいっています。うまく出来てない場合はつま先が足の移動と比例して等速で回転してしまいます。ですが三戦の場合は

つま先はしぼったままなので開くことはできずに着地します。(2枚目から3枚めの動きです)

そして腰の動き自体は追い逆突きのミニマム版でもあります。

もう一点見ていただきたいのは、帯の結び目の動きです。

2枚目の足がよった際に結び目は下にさがっています。3枚目ではあがります。

三戦の基本的な動きとして帯を横回転させるだけではなく、腰の押し出しが重要でここでもやらないといけないということです。

足を移動する逆突きでいうと着地する寸前の前足のつま先を一気に回転させるのと同期して一気に押し出します。

(第二ターボに含まれます)

また拳をこのように立てた位置だと、股関節の伸展時に体感のしなりが出て脇の下に圧力がかかります。

この圧力を開放することが逆突き等なのですがそれを感じやすくなっています。

次は三戦の受け技です。三戦の無門会の立ち位置を考えるとここからが本題になります。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。